「前衛」写真の精神：なんでもないものの変容—瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄

Name: 「前衛」写真の精神：なんでもないものの変容—瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄
Start: 2023-06-03
End: 2023-07-17
Location: 富山県美術館

展覧会情報

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開催期間

2023年6月3日〜 2023年7月17日まで

概要

日本の写真史において前衛写真は、シュルレアリスムと抽象主義の影響を受けて1930年代に台頭した。その推進に大きく寄与した富山県出身の詩人・美術評論家の瀧口修造は、写真の記録性を重視し、技巧的な表現に偏重しないストレート・フォトを主張した。この展覧会では、瀧口の思想を受け脈々と引き継がれた前衛写真の精神とその魅力を、瀧口とともに「前衛写真協会」を立ち上げた阿部展也、瀧口や阿部に影響を受けた大辻清司、大辻に見出された牛腸茂雄らの作品や資料を中心に紹介する。ウジェーヌ・アジェやマン・レイなど関連作家の作品も加えて、シュルレアリスムやオブジェ、なんでもない写真など多彩な表現を楽しめる。