関東大震災100年大災害を生き抜いて—横浜市民の震災体験—

展覧会情報

関東大震災100年大災害を生き抜いて—横浜市民の震災体験—

開催期間

2023年8月26日 〜 2023年12月3日 まで

概要

横浜開港資料館では、関東大震災から100年を迎えるにあたり、横浜市民の被災体験を個人の記録から再現する特別展を開催します。1923年9月1日に発生したマグニチュード7.9の地震は、南関東一帯を揺るがし、同時多発的な火災を引き起こしました。これによって国際的な貿易都市だった横浜は僅か一日で焼け野原となりました。今日、「関東大震災」と呼ばれるこの地震災害では、全体で約10万5000人、横浜市でも推定26,623人が犠牲となったほか、多くの負傷者を出しました。また、都市の社会基盤が崩壊するなか、不正確な情報も飛び交い、被災地は大混乱となりました。さらに外国人を含めた被災者たちは横浜の地を離れていきました。そうしたなか、大災害を生き抜いた横浜市民は、自らの体験を日記や回想録、写真等に残していきました。本展示では、これまでの調査研究の成果を踏まえつつ、横浜の関東大震災を残された個人の記録から再現していきます。写真や日記、回想録などの資料で、横浜の悲劇と復興の歴史を紹介します。
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